ビジネスシューズの新定番 Berwick バーウィック
スペイン製グッドイヤーウェルトの靴がジワリ人気拡大中
コスパの良いビジネスシューズブランドとして定着したバーウィック。実用性が評価の高いダイナイトソールや高級紳士靴でも使用される上質なカーフ素材を使用しながら、日本で2万円台〜の価格設定がヒット。その人気はじわじわと広がっています。
レザーラウンドアバウトがソール、レザーの仕様を独自にチョイスしました
バーウィックでオーダーできるモデル、木型は数えきれないくらい種類があります。レザーラウンドアバウトではまず木型とパターンのデザインがハマっているものを選んでいます。ひと目みてカッコいいと思える商品が最初の基準です。
素材には最高級とされる仏デュプイ社ボックスカーフを好んで選んでいます。肌理の細かさと、クロム鞣しの素材特性でお手入れがしやすいことをメリットとしてとらえています。また、スエードは英チャールズ・F・ステッド社のスーパーバックを使用できます。毛並みが綺麗に揃っていて色の抜けが少ない高級スエードです。同じステッド社のレペロスエードは撥水加工を施したスエード、カジュアル感のあるスタイルに選んで採用しています。
サイズ選びには注意が必要!?
木型によって異なるサイズ感を解説します
バーウィックのサイズはUK、US、EU表記の3種類
明示されずに流通している!?
バーウィックを展開するミランクラシック社はヨーロッパでも有数のOEM生産に取り組むメーカーです。様々なオーダーを受けているので、サイズ表記もイギリス式、アメリカ式、ヨーロッパ式で表記が可能。ファクトリーブランドのバーウィックでも3種類のサイズ表記があり、同じ表示でも取り扱っているショップによってサイズが異なっている場合があります。
もう一つの注意点はラスト(木型)によってサイズ感が違ってしまうことです。当店で主力のラストを解説します。

紳士靴の基本形、ラウンドトゥの#19ラスト
2000年代前半、日本にはじめてバーウィックが上陸した際にラインナップされた商品で使われていたラストです。クラシックな英国靴のスタイルでデザインが設定され、当初から人気がありました。サイズ感はバーウィックの中では小さめです。標準的な足幅の方でしたら、足長実寸より0.5cm大きい表示のサイズをおすすめします。
ロングノーズがスッキリ見える#129ラスト
ロングノーズが美しい#129ラスト、レザーラウンドアバウトでは木型の美しいシェイプが映えるサイドゴアブーツ915、ジョッパーブーツ914をオーダーしています。サイズ感は#19ラスト大きめで、足長の実寸と同じcm表記で選んでいただいていいでしょう。足幅の広い方はノーズが長く、小指側がきつく感じられる場合があります。その際は実寸より0.5cm大きいサイズを選び、甲側に緩さがあればインソールでの調節が効果的です。
ちょうどいいバランス、セミスクエアトゥの#214ラスト
2015年ころに登場した214ラストは使いやすいセミスクエアトゥ、クロケット&ジョーンズの348ラストを彷彿させる人気の木型です。足幅が普通の方は実寸と同じサイズをお選びください。
ゆったりフィットするラウンドトゥの#177ラスト
英国調ラウンドトゥをリアレンジした#177ラスト。代表モデルのパンチドキャップトゥ3577はデザインの重心を前方に寄せた秀逸なパターンメイキングが魅力。より一層高級靴の雰囲気を醸し出します。足長実寸と同じcm表記サイズをお選びください。小指のストレスも少なく、履きやすいラストです。
幅広アメリカンスタイルの#223ラスト
名作オールデン990をモチーフにしたコードバンプレーントゥ4406やチャッカブーツ370など、アメリカ靴のアイコン的なモデルをラインナップしています。幅が広い方にもおすすめのラストです。足長実寸と同じサイズでお選びください。幅がゆるい場合はインソールでフィットさせてください。